正答2
解説
正解は2です。
心臓の刺激伝導系の構成と順序を問う問題です。
刺激伝導系は、洞房結節、房室結節、ヒス束、右脚・左脚、プルキンエ線維の順に興奮を伝えます。
【選択肢別解説】
1:× 刺激伝導系は固有心筋ではなく、特殊心筋からなります。
固有心筋は収縮を担う一般の心筋です。
2:○ 心房に広がった興奮は房室結節に集まり、ここで伝導がわずかに遅れたのちヒス束(房室束)へ伝わります。
この遅れによって、心房の収縮が終わってから心室が収縮します。
3:× 房室結節は自動能をもちます。
洞房結節が働かないときには、房室結節が毎分40〜60回程度の補充調律を出します。
4:× プルキンエ線維は心室の固有心筋に興奮を伝え、心室を収縮させます。
心房を収縮させるのは、洞房結節からの興奮が伝わった心房筋です。
【ポイント】
正常の歩調取り(ペースメーカー)は洞房結節です。
伝導の順番と、房室結節での伝導遅延の意味をセットで押さえましょう。