正答3
解説
正解は3です。
置鍼中の体動によって折鍼が起こりやすい部位を問う問題です。
折鍼は、鍼が刺さっている筋が急に強く収縮し、鍼体に大きな力がかかったときに起こりやすくなります。
くしゃみでは横隔膜と腹筋群が一瞬で強く収縮します。
【選択肢別解説】
1:× 印堂は顔面の左右の眉頭の中間に取ります。
骨の上で筋が薄く、くしゃみで強く収縮する筋はありません。
2:× 膻中は前胸部の胸骨上で、第4肋間の高さに取ります。
胸骨の上で筋が薄く、折鍼の危険は小さい部位です。
3:○ 天枢は腹部で、臍中央の外方2寸に取ります。
腹直筋の上にあり、くしゃみで腹直筋が強く収縮するため、最も折鍼が起こりやすい部位です。
4:× 中都は下腿内側の脛骨内側面の中央に取ります。
骨の上で、くしゃみの影響をほとんど受けません。
【ポイント】
折鍼の予防では、置鍼中の急な体動を避けるよう説明し、筋の厚い部位では特に注意します。
腹部の置鍼中は、咳やくしゃみ、急な起き上がりに注意します。