正答1
解説
正解は1です。
『霊枢』に記された古代九鍼と、現代の鍼の関係を問う問題です。
九鍼は鑱鍼・員鍼・鍉鍼・鋒鍼・鈹鍼・員利鍼・毫鍼・長鍼・大鍼の9種類です。
三稜鍼は鍼尖が三角錐状で、瀉血(刺絡)に用います。
【選択肢別解説】
1:○ 鋒鍼は刃が三方にある鍼で、癰や熱の病に刺して出血させるために用いました。
形と用途が三稜鍼と同じで、三稜鍼のもとになった鍼です。
2:× 鈹鍼は剣のような刃をもつ鍼です。
癰を切開して膿を出すために用い、三稜鍼のもとではありません。
3:× 大鍼は太く長い鍼です。
関節にたまった水を取るために用いたとされ、三稜鍼のもとではありません。
4:× 鑱鍼は先端が矢じりのように鋭い鍼です。
皮膚の浅い所を刺して熱を瀉すために用い、三稜鍼のもとではありません。
【ポイント】
九鍼と現代の鍼の対応は、鋒鍼が三稜鍼、毫鍼が現在の毫鍼、鍉鍼が刺入しない接触鍼の系統と覚えます。