正答3
解説
正解は3です。
症例の目の症状を表す用語を問う問題です。
症例文の「黒く動く小さな糸くず状のものが見えた」という訴えが根拠です。
【選択肢別解説】
1:× 霧視は、霧がかかったように全体がかすんで見える症状です。
白内障などでみられ、動く糸くずのような見え方ではありません。
2:× 複視は、1つの物が2つに見える症状です。
眼球を動かす筋や神経の障害などで起こります。
3:○ 飛蚊症は、硝子体の濁りが網膜に影を落とし、目の前に虫や糸くずのようなものが動いて見える症状です。
症例の訴えと一致します。
4:× 光視症は、実際には光がないのに、ピカッと光が見える症状です。
硝子体が網膜を引っぱる刺激で起こり、黒い物が見える症状ではありません。
【ポイント】
飛蚊症の多くは加齢による生理的なものですが、急に増えたときは網膜裂孔や網膜剥離の前ぶれのことがあります。
光視症を伴う飛蚊症は特に注意が必要です。