正答2
解説
正解は2です。
脳卒中片麻痺の患者が、退院後の生活期によく使う下肢装具を問う問題です。
片麻痺では足関節が下垂・内反する内反尖足が起こりやすく、これを矯正する装具が使われます。
【選択肢別解説】
1:× 長下肢装具は大腿から足部までを固定する装具で、膝折れを防ぎます。
主に急性期・回復期の立位や歩行訓練に使い、生活期での使用は多くありません。
2:○ 短下肢装具は下腿から足部までの装具で、内反尖足を矯正し歩行を安定させます。
生活期の片麻痺患者で最も多く使われています。
3:× 膝関節装具は膝の不安定性や反張膝などに用いますが、片麻痺の生活期で最も多い装具ではありません。
4:× 体幹装具は脊椎の固定や姿勢保持に使う装具で、片麻痺の歩行のために使うものではありません。
【ポイント】
片麻痺の短下肢装具には、プラスチック製(シューホーンブレースなど)と金属支柱付きがあります。
回復期に長下肢装具で訓練を始め、膝の安定に応じて短下肢装具に移行するのが一般的です。