正答1
解説
正解は1です。
横断調査(横断研究)は、ある一時点で集団を調べ、その時点の状態を把握する研究方法です。
時間の経過を追わないため、新たな発生や死亡の割合は求められません。
【選択肢別解説】
1:○ 有病率は、ある時点で疾病をもっている人の割合です。
一時点の調査で求められるため、横断調査で明らかになります。
2:× 罹患率は、一定期間に新たに発生した患者の割合です。
集団を追跡する必要があり、コホート研究などで求めます。
3:× 死亡率は、一定期間に死亡した人の割合です。
期間中の死亡を数える必要があり、一時点の調査では求められません。
4:× 致命率は、ある疾病にかかった人のうち、その疾病で死亡した人の割合です。
罹患者を経過観察する必要があります。
【ポイント】
「一時点で切り取る」のが横断研究で、得られるのは有病率です。
罹患率や相対危険度は、時間を追って新規発生を数えるコホート研究で求めます。