正答3
解説
正解は3です。
脳血管障害では、球麻痺や偽性球麻痺により摂食嚥下障害が起こりやすくなります。
誤嚥による肺炎を防ぎながら、安全に経口摂取を進めることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 意識障害があるときは、経口摂取を継続するのではなく控えます。
覚醒が不十分だと嚥下反射が弱く、誤嚥の危険が高いためです。
2:× 時間経過で回復しないのではなく、回復することが多いです。
特に急性期の嚥下障害は、数週から数か月で改善する例が少なくありません。
3:○ 口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防に有効です。
口の中の細菌を減らすことで、唾液を誤嚥しても肺炎が起こりにくくなり、嚥下反射の改善も期待できます。
4:× むせなくても誤嚥は否定できません。
咳反射が低下していると、むせずに気道へ入る不顕性誤嚥が起こるためです。
【ポイント】
誤嚥性肺炎の予防の柱は「口腔ケア・姿勢の調整・食形態の工夫」です。
むせのない不顕性誤嚥は、嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査で評価します。