正答4
解説
正解は4です。
脳性麻痺の診断と、早期療育の考え方を問う問題です。
脳性麻痺は、受胎から新生児期までに生じた脳の病変による、永続的で変化しうる運動と姿勢の異常です。
【選択肢別解説】
1:× 脳性麻痺の早期診断は、容易ではなく難しいとされます。
乳児期は発達に伴って症状が変化し、運動の遅れが一時的なものか見分けにくいためです。
2:× 介入は、診断が確定してからではなく、疑いのある段階から始めます。
脳の可塑性が高い乳幼児期に早く療育を始めるほど、効果が期待できるためです。
3:× 運動発達は自然に任せるのではなく、積極的に促します。
異常な姿勢や運動の定着を防ぎ、正常に近い運動の獲得を助けるためです。
4:○ 家族への保育指導を行います。
子どもが多くの時間を過ごす家庭で、抱き方や姿勢の保ち方、遊び方を工夫することが発達の促進に役立つためです。
【ポイント】
脳性麻痺のリハビリテーションは、早期発見・早期療育と家族指導が基本です。
病型には痙直型・アテトーゼ型・失調型などがあり、痙直型が最も多くみられます。