正答2
解説
正解は2です。
脊髄損傷の神経学的高位を決める key muscle(主たる残存筋)を問う問題です。
米国脊髄損傷協会(ASIA)の基準で、各髄節の key muscle が決められています。
【選択肢別解説】
1:× 上腕三頭筋(肘の伸展)は、C5ではなくC7の key muscle です。
C5の key muscle は、上腕二頭筋などの肘の屈筋です。
2:○ C8の key muscle は、中指の末節を曲げる深指屈筋です。
C8まで機能が残ると、指を曲げて物を握る動作が可能になります。
3:× 腸腰筋(股関節の屈曲)は、L3ではなくL2の key muscle です。
L3の key muscle は、膝を伸ばす大腿四頭筋です。
4:× 下腿三頭筋(足関節の底屈)は、L4ではなくS1の key muscle です。
L4の key muscle は、足関節を背屈させる前脛骨筋です。
【ポイント】
上肢はC5肘屈曲、C6手関節背屈、C7肘伸展、C8指屈曲、T1小指外転です。
下肢はL2股屈曲、L3膝伸展、L4足背屈、L5母趾伸展、S1足底屈です。