正答1
解説
正解は1です。
白血病の種類と原因、地域的な偏りを問う問題です。
ウイルスが原因の白血病は、成人T細胞白血病です。
【選択肢別解説】
1:○ 成人T細胞白血病は、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)の感染が原因です。
ウイルスの感染者は九州・沖縄など日本の西南地方に多く、主に母乳を介して母から子へ感染します。
2:× 慢性骨髄性白血病は、ウイルスではなく染色体異常が原因です。
フィラデルフィア染色体(9番と22番の転座)によってできるBCR-ABL遺伝子が発症に関わります。
3:× 急性骨髄性白血病は、ウイルスが原因ではありません。
多くは原因不明で、放射線や抗がん薬、ベンゼンなどが危険因子とされ、地域的な偏りもありません。
4:× 急性リンパ性白血病も、ウイルスが原因ではありません。
小児に多い白血病で、地域的な偏りはありません。
【ポイント】
HTLV-1は成人T細胞白血病のほか、HTLV-1関連脊髄症(HAM)も起こします。
母子感染対策として、感染者の母親には母乳を控える選択肢が示されています。