正答2
解説
正解は2です。
感染症にかかりやすくなる(易感染性)のは、免疫を担う白血球やリンパ球の働きが落ちる病気です。
血液疾患のうち、どの細胞が障害されるかで判断します。
【選択肢別解説】
1:× 血友病は血液凝固因子(第VIII因子や第IX因子)が不足する病気です。
関節や筋肉の出血が問題になり、免疫は保たれるため感染症にかかりやすくはなりません。
2:○ 悪性リンパ腫は免疫を担うリンパ球が腫瘍化する病気です。
正常なリンパ球の働きが低下するうえ、化学療法で白血球が減るため、感染症にかかりやすくなります。
3:× 鉄欠乏性貧血はヘモグロビンをつくる鉄が不足する貧血です。
息切れや動悸、スプーン状爪が特徴で、易感染性は主な問題ではありません。
4:× 遺伝性球状赤血球症は赤血球の膜の異常で、赤血球が球状になって脾臓で壊される溶血性貧血です。
貧血・黄疸・脾腫が特徴で、易感染性は主な問題ではありません。
【ポイント】
易感染性を起こす病気には、白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・再生不良性貧血・エイズなどがあります。
脾臓を摘出したあとも肺炎球菌などの重い感染症にかかりやすくなります。