正答3
解説
正解は3です。
放射線に対する感受性は組織によって異なります。
ベルゴニー・トリボンドーの法則では、細胞分裂が盛んな組織、将来の分裂回数が多い組織、未分化な組織ほど放射線の影響を受けやすいとされます。
【選択肢別解説】
1:× 神経組織の細胞は成人ではほとんど分裂しないため、放射線への感受性は低い部類に入ります。
2:× 腎臓は細胞の入れ替わりがゆっくりで、性腺ほど放射線の影響を受けやすくはありません。
3:○ 性腺(精巣・卵巣)は生殖細胞が盛んに分裂しているため、放射線障害を最も受けやすい組織の一つです。
少ない線量でも一時的または永久的な不妊が起こることがあります。
4:× 軟骨は細胞の分裂が少なく、放射線への感受性は低いです。
ただし成長期の骨端軟骨は分裂が盛んなため例外です。
【ポイント】
感受性が高い組織として、リンパ組織、骨髄、生殖腺、腸の上皮を覚えておきます。
感受性が低いのは神経、筋、骨、結合組織です。