正答3
解説
正解は3です。
気管支喘息は、気道の慢性炎症によって気道が過敏になり、発作的に狭くなる疾患です。
成人の喘息の疫学、症状の起こり方、治療の基本が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 成人の気管支喘息の患者数は減少しておらず、増加傾向にあるとされています。
減少しているのは、治療の進歩による喘息死の数です。
2:× 喘息の症状は昼間よりも夜間から早朝に起こりやすくなります。
この時間帯は副交感神経が優位になり、気道が狭くなりやすいためです。
3:○ 喘息の本態は気道の慢性炎症なので、長期管理では炎症を抑える吸入ステロイド薬が治療の中心になります。
発作時には気管支拡張薬を併用します。
4:× 成人の喘息は小児の喘息に比べて治りにくく、治癒率が50%という事実はありません。
多くは長期の管理が必要な慢性疾患です。
【ポイント】
喘息の長期管理薬の基本は吸入ステロイド薬で、発作治療薬は短時間作用型のβ2刺激薬です。
夜間から早朝の発作や、呼気時の喘鳴(ヒューヒュー音)が典型的な症状です。