正答2
解説
正解は2です。
肺抗酸菌症には、結核菌による肺結核と、それ以外の抗酸菌による非結核性抗酸菌症があります。
届出、診断の手がかり、治療、隔離の要否が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 結核は感染症法の二類感染症です。
診断した医師は直ちに最寄りの保健所長を経由して都道府県知事に届け出なければなりません。
2:○ 結核は咳が長引くことが特徴で、長く続く咳では肺結核を疑って検査を行うことが勧められています。
4週間以上咳が持続していれば、当然肺結核を考慮すべきです。
3:× 結核の治療は1剤ではなく、複数の抗結核薬を併用します。
1剤だけだと耐性菌が生じやすいため、イソニアジドやリファンピシンなどを組み合わせます。
4:× 非結核性抗酸菌症は、土や水など環境中の菌によって起こり、ヒトからヒトへはほとんど感染しません。
そのため結核のような隔離は必要ありません。
【ポイント】
一般に2週間以上続く咳は結核を疑うきっかけとされています。
結核は多剤併用療法を6か月以上続けることが基本です。