正答1
解説
正解は1です。
多毛症は、体毛が通常より濃く多くなる状態で、男性ホルモン作用の増加などで起こります。
内分泌疾患や染色体異常の症状から、多毛を示す疾患を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:○ クッシング症候群では、副腎からコルチゾールとともに副腎アンドロゲンも過剰に分泌されます。
そのため多毛、ざ瘡(にきび)、月経異常などがみられます。
2:× ターナー症候群(45,X)は、低身長、翼状頸、外反肘、卵巣の機能不全などが特徴です。
多毛はみられません。
3:× 甲状腺機能低下症では、毛が薄くなって脱毛し、眉毛の外側が抜けやすくなります。
多毛ではなく体毛の減少がみられます。
4:× クラインフェルター症候群(47,XXY)は、高身長、精巣の萎縮、女性化乳房が特徴です。
男性ホルモンが不足するため、体毛はむしろ少なくなります。
【ポイント】
クッシング症候群の症状は、満月様顔貌、中心性肥満、赤色皮膚線条、高血圧、高血糖、多毛、骨粗鬆症です。
多毛は副腎アンドロゲンの増加で起こると理解しましょう。