正答2
解説
正解は2です。
加齢に伴う生理機能の変化には、低下するものと上昇するものがあります。
それぞれの変化の方向を正しく理解しているかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 加齢に伴い動脈が硬くなるため、血圧はとくに収縮期血圧が上昇します。
低下するのではありません。
2:○ 加齢により胸郭が硬くなり、呼吸筋力や肺の弾性も低下します。
残気量が増えるため、肺活量は低下します。
3:× 高齢者では腸管からのカルシウム吸収や活性型ビタミンDが低下します。
その代償として、副甲状腺ホルモンの分泌はむしろ増加します。
4:× 加齢に伴いインスリンの働きが弱まり、耐糖能が低下します。
そのため血糖値は低下ではなく上昇しやすくなります。
【ポイント】
加齢で上昇・増加するのは、収縮期血圧、残気量、血糖値、副甲状腺ホルモンなどです。
加齢で低下するのは、肺活量、腎血流量、糸球体ろ過量、基礎代謝量などです。