正答1
解説
正解は1です。
代表的な精神障害の特徴を正しく理解しているかが問われています。
とくに認知症と知的障害、意識障害と気分障害の区別が重要です。
【選択肢別解説】
1:○ てんかん発作は大脳神経細胞の過剰な放電によって起こります。
全般発作などでは一時的に意識が消失するため、正しい記述とされています。
2:× 認知症は、いったん正常に発達した知能が後天的な脳の障害によって持続的に低下した状態です。
生来知能が低い状態は知的障害(精神遅滞)と呼びます。
3:× 抑うつは、気分が落ち込み意欲が低下する感情(気分)の障害です。
意識レベルの程度を表すものではなく、意識レベルはJCSやGCSなどで評価します。
4:× 適応障害は、明らかな心理社会的ストレスに反応して情緒や行動の症状が現れる障害です。
脳の器質的障害が原因ではありません。
【ポイント】
認知症は「後天的な知能低下」、知的障害は「発達期からの知能低下」と区別します。
意識障害、気分障害、ストレス関連障害はそれぞれ別の軸で評価すると整理しやすくなります。