事例を読んで、Bさんが通院する病院のAソーシャルワーカーの判断として、次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事 例〕
高校2年生のBさんは呼吸器の障害があり、睡眠時にはBiPAPの装着が必要である。
3泊4日の修学旅行についてBさんが主治医に相談したところ、宿泊先及び近隣の医療機関、機械のメーカーがトラブル時の対応についての調整ができれば参加可能との判断であった。
必要な調整はできたが、高校は修学旅行期間中にBiPAPの対応に慣れているBさんの母親の同行を求めた。
Bさんは、親の負担や友達との時間を考え、親の同行がない方がよいと思っており、そのことを主治医に相談した。
主治医は、Aに意見を求めた。
正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は肢4・5。
学校・保護者・本人(Bさん)それぞれの希望や判断には違いがあるため、まずその違いを詳しく確認し意見のすり合わせを図ること(肢4)が優先される。
また、既に宿泊先や近隣医療機関、メーカーとの調整が済んでいることを踏まえ、医学的根拠に基づき改めて母親の同行が必須ではないとの主治医の意見を明確にしてもらうこと(肢5)も合意形成を後押しする有効な手段である。
肢1・2はいずれも一方の立場を安易に支持するもの。
肢3の事前学習の機会も有用だが、この時点で優先すべき合意形成には直接結びつかない。