事例を読んで、次の記述のうち、資料内容を検討した結果、明らかになったこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
A大学の児童・家庭福祉論の授業では、レポート課題として「世界の児童労働と家庭内暴力の実態について」というテーマが出された。
その際、担当教授から国際労働機関(ILO)やユニセフ(UNICEF)が公表している条約や白書等を参考にすると良いとの助言があった。
社会福祉士資格の取得を目指している2年生のBは、早速、課題に取り組むために、1999年にILOで採択された「条約182号」と「世界子供白書2024(要約版)」を収集し、資料内容の検討を行った。
(注)1 「条約182号」とは、「最悪の形態の児童労働の禁止及び撤廃のための即時の行動に関する条約(第182号)」のことである。
2 「世界子供白書2024(要約版)」とは、公益財団法人日本ユニセフ協会による「世界子供白書2024 2050年の子どもたち 要約版」のことである。
正答2
解説
正解は肢2。
ILO第182号条約は、児童労働撤廃において教育の重要性を考慮し、女子である児童の置かれた特別な事情に対応するための効果的な措置を締約国がとることを定めている。
肢1は児童の定義を18歳未満としており16歳未満ではない。
肢3は児童労働の比率はサハラ以南アフリカが中東・北アフリカより高い。
肢4はDV正当化の比率は南アジアの方がラテンアメリカ・カリブ海諸国より高い傾向にある。
肢5の暴力的なしつけの比率もサハラ以南アフリカの方が高い。