正答3
解説
正解は3です。
脳卒中急性期の作業療法の原則を問う問題です。
急性期はリスク管理を行いながら、できるだけ早く離床と活動を始めることが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 生活歴は、目標設定や退院後の生活を考えるために必要な情報です。
急性期から家族などから情報を集めます。
2:× 点滴が入っていても、全身状態が安定していれば作業療法は開始できます。
点滴の抜去を待つ必要はありません。
3:○ 急性期から離床を進めることで、筋力低下・関節拘縮・起立性低血圧・誤嚥性肺炎・褥瘡などの廃用症候群を予防できます。
4:× ベッド上での食事・整容などのADL訓練は、急性期から行う重要な介入です。
禁忌ではありません。
5:× 弛緩性麻痺では自分で関節を動かせないため、拘縮が起こりやすくなります。
関節可動域訓練を行う必要があります。
【ポイント】
脳卒中の急性期リハビリテーションでは、リスク管理(血圧・意識・神経症状の変化)をしながら早期離床を進めます。
弛緩性麻痺の時期は肩関節の亜脱臼や拘縮の予防にも注意します。