正答2
解説
正解は2です。
悪性の骨軟部腫瘍が疑われる場合に、診断を確定するための検査を問う問題です。
悪性腫瘍の診断は、組織を採取して顕微鏡で調べる病理組織診断によって確定します。
【選択肢別解説】
1:× PET-CT(陽電子放出断層撮影とCTの組み合わせ)は、ブドウ糖の取り込みが多い部位を描き出し、病変の広がりや転移の検索に役立ちます。
しかし、良性か悪性か、どの種類の腫瘍かを確定することはできません。
2:○ 生検は、腫瘍の組織の一部を採取して病理組織学的に調べる検査です。
腫瘍が悪性かどうかと組織の種類を確定でき、治療方針の決定に欠かせません。
3:× 血液検査では、アルカリホスファターゼなどの値が参考になることはありますが、腫瘍の診断は確定できません。
4:× 骨密度測定は、骨粗鬆症の診断などに用いる検査です。
骨腫瘍の診断には用いません。
5:× 超音波検査は、軟部腫瘍の大きさや性状、血流を調べるのに役立ちますが、診断の確定はできません。
【ポイント】
画像検査(X線・CT・MRI・PET-CT)は腫瘍の部位や広がりの評価に、生検は確定診断に用いると区別しましょう。