正答3
解説
正解は3です。
筋電義手の特徴を、能動義手と比較して問う問題です。
筋電義手は、断端の筋が収縮するときに生じる筋電位を電極で読み取り、モーターで手先具を動かす義手です。
【選択肢別解説】
1:× 筋電義手は小児にも使用されます。
幼児期から使い始めると、両手動作の発達やボディイメージの形成に役立ちます。
2:× 筋電義手にも、物を挟む力の強い作業用の手先具があります。
用途に応じて手先具を交換して使うことができます。
3:○ 筋電義手はモーターの力で手先具を動かすため、ハーネスとケーブルで操作する能動義手よりも強い把持力が得られます。
肩甲帯などを大きく動かす必要がないので、肩の高さや体の前後など、さまざまな位置で操作できる点も利点です。
4:× 前腕筋電義手は、ソケット自体で断端に固定する自己懸垂式ソケットを用いるので、ハーネスは不要です。
ハーネスが必要なのは、ケーブルを肩の動きで引く能動義手です。
5:× 筋電義手は前腕切断の症例が多く、上腕切断よりも前腕切断で多く用いられています。
【ポイント】
筋電義手の長所は、強い把持力・ハーネス不要・操作できる範囲が広いこと、短所は重さ・価格・電池の管理・感覚のフィードバックがないことです。