正答1
解説
正解は1です。
この問題は自殺の危険を高める特徴でないものを選ぶので、○ が答え(危険因子に当たらないもの)です。
うつ病は自殺の重要な危険因子であり、患者ごとに自殺の危険の高さを評価する必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ 自殺企図そのものは女性に多い一方で、自殺の既遂は男性に多いことが知られています。
女性であることは自殺の危険率を高める特徴とはされません。
2:× 精神科への入院歴は、病状が重いことや経過が長いことを示し、自殺の危険を高める因子です。
退院後の時期も特に危険が高いとされます。
3:× 自殺企図の既往は、最も強力な自殺の危険因子です。
過去に自殺を図った人は、再び自殺を図る危険が高くなります。
4:× 不安障害を合併すると、焦燥感や苦痛が強まり、自殺の危険が高まります。
5:× 薬物やアルコールへの依存の合併は、衝動性を高め、自殺の危険を高める因子です。
【ポイント】
自殺の主な危険因子は、自殺企図の既往、精神疾患、男性、高齢、孤立、喪失体験、物質依存、身体疾患などです。
うつ病では、回復期に意欲が戻る時期にも自殺の危険が高まるため注意します。