正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
下腿と大腿の筋の作用は、腱が関節のどちら側を通るかで決まります。
足部では内果の後ろを通る筋が内がえし、外果の後ろを通る筋が外がえしに働きます。
【選択肢別解説】
1:× 長指伸筋は、下腿の前面から足背を通って足指へ付きます。
足指の伸展と足の背屈、外がえしに働き、内がえしではありません。
2:× 後脛骨筋は、内果の後ろを通って舟状骨などに付きます。
足の内がえしと底屈に働き、外がえしではありません。
3:○ 短腓骨筋は、外果の後ろを通って第5中足骨粗面に付きます。
足関節の軸より後方を通るため、外がえしに加えて底屈にも働きます。
4:○ 薄筋は、恥骨から脛骨の内側(鵞足)に付く二関節筋です。
股関節の内転に加え、膝関節の後方を通るため膝関節の屈曲にも働きます。
5:× 縫工筋は、上前腸骨棘から脛骨の内側(鵞足)に付きます。
膝関節の後方を通るため膝関節の屈曲に働き、伸展ではありません。
【ポイント】
鵞足をつくる縫工筋・薄筋・半腱様筋は、いずれも膝関節の屈曲と下腿の内旋に働きます。
腓骨筋群は外がえし、後脛骨筋は内がえしと整理しましょう。