正答1
解説
正解は1です。
廃用症候群は、安静や活動低下が続くことで全身の機能が低下する状態です。
心肺機能では、循環血液量と1回拍出量が減り、心臓が十分な血液を送り出せなくなります。
【選択肢別解説】
1:○ 1回拍出量が減るため、必要な心拍出量を保つために心拍数が増えます。
このため安静時心拍数は増加します。
2:× 臥床が続くと、肺の部位による換気と血流の分布の不均等が強まります。
換気血流比が全体として増加するとはいえず、問題となるのは不均等です。
3:× 心臓予備力は、運動時に心拍出量を増やせる余力です。
廃用では低下します。
4:× 廃用では痛みを感じやすくなり、疼痛の閾値は低下します。
5:× 呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動性低下により、予備呼気量は減少します。
【ポイント】
廃用症候群では、筋萎縮、骨萎縮、関節拘縮、起立性低血圧、心肺機能の低下、深部静脈血栓症、認知機能の低下などが起こります。
予防には早期離床が最も重要です。