正答3
解説
正解は3です。
がんのリハビリテーションは、予防的・回復的・維持的・緩和的の4つの時期に分けられます。
緩和期の目的は、余命の延長ではなく、苦痛を和らげ生活の質(QOL)をできるだけ保つことです。
【選択肢別解説】
1:× 緩和期の目的は余命の延長ではありません。
症状を和らげ、本人の希望する生活をできるだけ長く続けられるよう支えることが目的です。
2:× 骨転移があっても一律に安静臥床にはしません。
骨折のリスクを評価し、荷重の制限や装具の使用などの工夫をしながら活動を続けます。
3:○ 鎮痛薬は痛みが出てから使うのではなく、時刻を決めて規則的に使用します。
血中濃度を一定に保つことで、痛みを予防的に抑えられます。
4:× 緩和期のリハビリテーションは、余命3か月未満と診断されてから始めるという決まりはありません。
病気の進行や本人の状態に応じて、必要なときに開始します。
5:× PS(Performance Status)4でも運動を一律に中止するわけではありません。
安楽な姿勢の保持、拘縮の予防、呼吸の介助など、負担の少ない介入を行います。
【ポイント】
WHOの鎮痛薬使用の基本原則には「時刻を決めて規則正しく」「経口投与を基本とする」などがあります。
緩和期でも、リハビリテーションは本人のQOLを支える大切な役割を担います。