正答4
解説
正解は4です。
Alzheimer型認知症は、もの忘れから始まり、ゆっくりと進行する認知症です。
疫学、進行の仕方、初発症状、見当識障害の順序を確認します。
【選択肢別解説】
1:× Alzheimer型認知症は男性ではなく、女性に多い疾患です。
2:× 階段状に増悪するのは血管性認知症の特徴です。
Alzheimer型認知症は緩やかに進行します。
3:× 初発症状として多いのは、意味記憶ではなくエピソード記憶の障害です。
最近の出来事を覚えられないことから始まることが多くあります。
4:○ 見当識障害は、時間、場所、人物の順に進むことが多いです。
そのため、人物の見当識より時間の見当識が先に障害されます。
5:× 軽度認知障害(MCI)から認知症へ移行するのは、年間およそ5〜15%とされます。
約80%がAlzheimer型認知症に移行するわけではありません。
【ポイント】
血管性認知症は「階段状の進行」「まだら認知症」、Alzheimer型は「緩徐進行」「エピソード記憶の障害」と対比して覚えます。
見当識は「時間、場所、人物」の順に障害されます。