正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(心房細動の治療ではないもの)です。
心房細動の治療は、心拍数の調整、洞調律への回復と維持、血栓塞栓症の予防の3本柱です。
【選択肢別解説】
1:× β遮断薬は心拍数を下げる薬で、心房細動の心拍数調整(レートコントロール)に用います。
適切な治療です。
2:× 心房細動では左心房内に血栓ができやすく、脳塞栓症の原因になります。
抗凝固薬はその予防に用いる、適切な治療です。
3:× 電気的除細動は、電気ショックで心房細動を止めて洞調律に戻す治療です。
適切な治療です。
4:× カテーテルアブレーションは、心房細動の原因となる肺静脈周囲の異常な電気活動を焼灼して断つ治療です。
適切な治療です。
5:○ ニトログリセリンは、冠動脈や静脈を広げる狭心症の発作治療薬です。
心房細動の治療薬ではないため、誤りです。
【ポイント】
心房細動の合併症で最も重要なのは心原性脳塞栓症で、抗凝固療法が欠かせません。
作業療法中は脈の不整や動悸、ふらつきに注意します。