正答1
解説
正解は1です。
パニック障害は、動悸・息苦しさ・めまいなどのパニック発作を繰り返し、また起こるのではという予期不安が続く病気です。
導入初期には、安心感を得て不安に対処する方法を身につけることを目指します。
【選択肢別解説】
1:○ 呼吸法や漸進的筋弛緩法などのリラクセーションは、身体の緊張と不安を和らげます。
発作や予期不安に自分で対処する手段となるため、導入初期に適しています。
2:× 集団の中で役割を担うことは、対人的な緊張と責任の負担が大きい課題です。
導入初期ではなく、不安が軽くなってから段階的に取り入れます。
3:× 自己洞察を深める関わりは不安を強めることがあり、導入初期には適しません。
まずは安心して取り組める活動と対処法の習得を優先します。
4:× 激しいスポーツは動悸や息切れを起こし、発作の感覚と重なって不安を誘発するおそれがあります。
体力向上は導入初期の目的ではありません。
5:× 発作への不安を理由に中止すると、回避行動が強まり、生活範囲がさらに狭まります。
安心できる環境で、無理のない範囲で継続します。
【ポイント】
パニック障害の作業療法は「安心できる場の提供・リラクセーション・段階的な活動範囲の拡大」が基本です。
回避を強めない関わりが大切です。