正答4
解説
正解は4です。
BPSD(認知症の行動・心理症状)は、妄想・幻覚・興奮・抑うつ・徘徊などの症状です。
それを評価する尺度を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× ADAS(Alzheimer's Disease Assessment Scale)は、記憶・言語・行為などの認知機能を評価する尺度です。
主に認知機能の変化をみる目的で使われ、BPSDの評価尺度ではありません。
2:× CDR(Clinical Dementia Rating)は、記憶・見当識・社会適応など6領域から認知症の重症度を判定する尺度です。
3:× MMSE(Mini-Mental State Examination)は、30点満点で認知機能を簡便にみるスクリーニング検査です。
BPSDは評価しません。
4:○ NPI(Neuropsychiatric Inventory)は、介護者への面接で妄想・幻覚・興奮・うつ・不安・無関心・脱抑制などを評価します。
各症状の頻度と重症度を点数化するBPSDの代表的な評価尺度です。
5:× PSMS(Physical Self-Maintenance Scale)は、排泄・食事・着替えなど基本的ADLを評価する尺度です。
【ポイント】
BPSDの評価にはNPIやBehave-ADが用いられます。
認知機能はMMSE・HDS-R・ADAS、重症度はCDR・FASTと区別して覚えます。