正答3
解説
正解は3です。
全般性注意障害では、注意を持続・選択・配分する力が低下し、周囲の刺激で気が散りやすくなります。
このような患者への動作指導の原則を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 複数の方法を示すと、どれを使えばよいか混乱し、どれも身につきにくくなります。
指導する方法は一つに統一します。
2:× 一連の動作を一度に教えると、処理する情報が多すぎて注意が続きません。
動作を工程に分け、一つずつ段階的に指導します。
3:○ 人の出入りや物音などの外乱が少ない静かな環境では、注意を課題に向けやすくなります。
刺激の少ない環境から始め、慣れたら徐々に通常の環境へ広げます。
4:× 口頭指示だけでは注意が向かず、伝わらないことがあります。
動作を見せる、手を添えて誘導するなど、視覚や触覚の手がかりも併用します。
5:× 誤りをその都度何度も指摘すると、混乱や意欲の低下を招きます。
誤りが起こりにくい方法で練習し(誤りなし学習)、正しい動作を反復します。
【ポイント】
注意障害への動作指導は「静かな環境・方法は一つ・工程を分ける・多感覚の手がかり」が基本です。