正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
運動療法や治療手技と、それぞれが主な対象とする疾患・症状の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ Frenkel体操は、目で動きを確かめながら単純な動作から複雑な動作へと反復する協調性練習です。
視覚で深部感覚を代償するため、脊髄後索の障害による脊髄性失調が対象です。
2:× Codman体操は、前かがみで上肢を垂らし、振り子のように揺らす運動です。
肩関節周囲炎などの肩関節疾患が対象で、腰痛症ではありません。
3:× 漸増抵抗運動は、負荷を段階的に増やす筋力増強訓練です。
痙縮を軽減する治療ではありません。
4:× Williams体操は、腰椎の前弯を減らす屈曲運動を中心とした腰痛体操です。
下肢閉塞性動脈硬化症には、間欠性跛行を改善するための歩行運動を行います。
5:○ ミラーセラピーは、鏡に映った健側の動きを患側が動いているように見せる治療法です。
切断後の幻肢痛を軽減する目的で用いられます。
【ポイント】
Frenkel体操は脊髄性失調、Codman体操は肩関節周囲炎、Williams体操は腰痛症と組合せで覚えます。
ミラーセラピーは幻肢痛のほか、複合性局所疼痛症候群や片麻痺にも用いられます。