正答5
解説
正解は5です。
高次脳機能や精神機能の評価法と、評価の対象となる障害の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× BADS(遂行機能障害症候群の行動評価)は、遂行機能障害を評価する検査です。
気分障害の評価には用いません。
2:× MMPI(ミネソタ多面人格目録)は、多数の質問に答える質問紙法の人格検査です。
注意障害の評価ではありません。
3:× POMS(気分プロフィール検査)は、緊張・抑うつ・怒り・活気・疲労・混乱などの気分の状態を評価する質問紙です。
視知覚障害の評価ではありません。
4:× SPTA(標準高次動作性検査)は、失行症を評価する検査です。
記憶障害の評価には、リバーミード行動記憶検査(RBMT)やウエクスラー記憶検査(WMS-R)を用います。
5:○ WCST(ウィスコンシンカード分類検査)は、色・形・数の分類規則を推測し、規則の変化に応じて切り替える力をみます。
前頭葉の遂行機能障害の評価に用いられます。
【ポイント】
遂行機能はBADS・WCST、注意はTMT・CAT、記憶はRBMT・WMS-R、失行はSPTA、気分はPOMSと対応させて覚えます。