正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
記憶は、情報を覚え込む記銘、覚えた情報を保っておく保持、必要なときに思い出す想起の3つの過程からなります。
選択肢の中から、この過程に含まれる要素を選びます。
【選択肢別解説】
1:○ 記銘は、見たり聞いたりした情報を符号化して覚え込む過程です。
記憶の最初の段階であり、記憶過程の要素として正しいです。
2:× 計画立案は、目標を決めて手順を組み立てる働きで、前頭葉が担う遂行機能の要素です。
記憶過程の要素ではありません。
3:○ 想起は、保持している情報を必要なときに取り出す過程です。
記憶の最後の段階であり、記憶過程の要素として正しいです。
4:× 転換は、注意を一つの対象から別の対象へ切り替える働きで、注意機能の要素です。
記憶過程の要素ではありません。
5:× 配分は、複数の対象に同時に注意を振り分ける働きで、注意機能の要素です。
記憶過程の要素ではありません。
【ポイント】
記憶過程は「記銘・保持・想起」、注意機能は「選択・持続・転換・配分」、遂行機能は「目標設定・計画立案・実行・効果的な行動」と整理します。
記憶障害の評価では、記銘力の低下か想起の障害かを区別することが対応を考える手がかりになります。