正答5
解説
正解は5です。
注意欠如・多動性障害(ADHD)は、不注意、多動性、衝動性を主な症状とし、12歳になる前から症状が現れる発達障害です。
成長とともに症状の現れ方が変わり、成人期まで続くことも少なくありません。
【選択肢別解説】
1:× ADHDは女性よりも男性に多いとされます。
特に児童期では男児の割合が高くなっています。
2:× 低出生体重はADHDの危険因子の一つとされますが、低出生体重児の多くが発症するわけではありません。
発症するのは一部です。
3:× 感情の衝動性(かっとなりやすさ、感情の起伏の激しさ)は改善しにくく、成人期まで残りやすい症状です。
改善しやすいという記述は誤りです。
4:× ADHDの症状は成人期にも続くことが多く、約9割が成人期早期までに寛解するという記述は誤りです。
成人期にも診断基準を満たす人や、症状の一部が残る人が少なくありません。
5:○ 落ち着きなく動き回る運動性の多動は、年齢が上がるにつれて目立たなくなります。
青年期以降は、内面の落ち着かなさや不注意が中心になるため、正しい記述です。
【ポイント】
ADHDでは、年齢とともに多動が目立たなくなる一方で、不注意や衝動性は残りやすいという経過を押さえます。
成人では、仕事でのミスや時間管理の苦手さとして問題が表面化することが多いです。