40歳の男性。
20歳から飲酒を始め、就職後はストレスを解消するために自宅で習慣的に飲酒していた。
その後、毎晩の飲酒量が増え、遅刻や無断欠勤をし、休みの日は朝から飲酒するようになった。
連続飲酒状態になり、リビングで泥酔し尿便を失禁していた。
心配した妻に連れられて精神科を受診し、そのまま入院となった。
離脱症状が治まり、体調が比較的安定したところで主治医から作業療法の指示が出された。
初回面接時には「自分は病気ではない」と話した。
初期の対応で適切なのはどれか。
正答2
解説
アルコール依存症の初期対応では、「自分は病気ではない」と否認している段階であっても、心理教育により依存症について正しい知識を提供し理解を促すことが適切である。
繰り返しの飲酒指導は否認を強める可能性がある。
AA(自助グループ)の紹介は、まず疾患への理解が進んでから行うべきである。
10METsの運動は離脱後の体調が安定したばかりの段階では過負荷である。
飲酒問題の受け入れは重要だが、否認段階では心理教育が先行すべきである。