正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(躁状態の特徴ではないもの)です。
躁状態では、気分の高揚に加えて、自尊心の肥大、睡眠欲求の減少、多弁、観念奔逸、注意散漫、活動の増加、浪費などの逸脱行動がみられます。
【選択肢別解説】
1:× 自尊心の肥大は、自分を偉大な人物だと思い込むなどの形で現れます。
躁状態の典型的な特徴です。
2:○ 躁状態では、注意が些細な刺激にすぐそれる注意散漫(転導性の亢進)がみられます。
注意力が増強するのではなく低下するため、躁状態の特徴として適切ではありません。
3:× 睡眠欲求の減少は、数時間しか眠らなくても疲れを感じない状態です。
躁状態の典型的な特徴です。
4:× 快楽的活動への没頭は、浪費・無謀な投資・性的逸脱などの形で現れます。
躁状態の典型的な特徴です。
5:× 目標志向性の活動亢進は、仕事や社会活動などに次々と手を出し活動が増える状態です。
躁状態の典型的な特徴です。
【ポイント】
躁状態は「気分高揚・誇大・睡眠減少・多弁・観念奔逸・注意散漫・活動亢進・逸脱行動」で整理します。
「注意散漫」が特徴であり、注意力が高まるわけではないことに注意しましょう。