正答1
解説
正解は1です。
パニック障害の薬物療法で用いられる薬を問う問題です。
パニック障害では、発作を予防し予期不安を減らすことを目的に薬物療法を行います。
【選択肢別解説】
1:○ SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬が、パニック障害の薬物療法の第一選択です。
効果が出るまで数週間かかるため、初期には抗不安薬(ベンゾジアゼピン系薬剤)を併用することがあります。
2:× 抗精神病薬は、統合失調症などの幻覚や妄想の治療に用いる薬です。
パニック障害の標準的な治療薬ではありません。
3:× 気分安定薬は、双極性障害の気分の波を抑える薬です。
パニック障害には通常用いません。
4:× 抗てんかん薬は、てんかん発作の予防に用いる薬です。
パニック障害の標準的な治療薬ではありません。
5:× 中枢神経刺激薬は、注意欠如・多動性障害(ADHD)などに用いる薬です。
不安を強めるおそれがあり、パニック障害には用いません。
【ポイント】
パニック障害の治療は、SSRIを中心とした薬物療法と、認知行動療法(段階的な曝露を含む)の組合せが基本です。
ベンゾジアゼピン系薬剤は即効性がある一方、依存に注意が必要です。