正答2
解説
正解は2です。
統合失調症の認知機能障害や社会参加に対するプログラムの特徴を問う問題です。
パソコン上の教育用ソフトウェアを用いる認知機能リハビリテーションが何かを答えます。
【選択肢別解説】
1:× IPS(個別就労支援プログラム)は、一般就労を希望する人に、先に職に就いてから職場で支援を行う就労支援の方法です。
認知機能訓練ではありません。
2:○ NEAR(Neuropsychological Educational Approach to Remediation)は、市販の教育用パソコンソフトを用いて注意・記憶・遂行機能などを訓練するプログラムです。
パソコン課題のあとに、課題と日常生活とのつながりを話し合う言語化セッションを行うのが特徴です。
3:× WRAP(元気回復行動プラン)は、本人が自分の調子を保つ方法や不調時の対処を計画するセルフケアのプログラムです。
4:× MCT(メタ認知トレーニング)は、結論への飛躍などの認知の偏りに気づくことを目指すグループプログラムです。
スライドを用いた集団討議が中心で、パソコン課題を用いる認知機能訓練ではありません。
5:× SCIT(社会認知ならびに対人関係のトレーニング)は、感情の理解や状況の解釈など社会的認知を集団で訓練するプログラムです。
【ポイント】
認知機能そのもの(注意・記憶・遂行機能)を鍛えるのがNEAR、社会的認知を鍛えるのがSCIT、認知の偏りに気づくのがMCTと区別しましょう。