正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
依存性薬物のうち、中止したときに重い離脱症状(身体依存による症状)が出るものを選ぶ問題です。
一般に、中枢神経を抑制する薬物(オピオイド、ベンゾジアゼピン系薬剤、アルコールなど)は身体依存が強く、離脱症状も重くなります。
【選択肢別解説】
1:× 大麻は精神依存はありますが、身体依存は弱く、離脱症状は軽い不眠やいらだち程度です。
2:× 覚醒剤は強い精神依存を生じますが、身体依存は乏しいです。
中止後には脱力感や抑うつがみられますが、生命に関わる重篤な離脱症状ではありません。
3:× コカインも中枢神経を興奮させる薬物で、精神依存は強いものの身体依存は乏しいです。
4:○ モルヒネなどのオピオイドは強い身体依存を生じます。
中止すると、あくび・流涙・発汗・下痢・筋肉痛・不安などの激しい離脱症状が現れます。
5:○ ベンゾジアゼピン系薬剤は身体依存を生じ、急に中止すると不安・不眠・振戦に加えて、けいれん発作やせん妄が起こることがあります。
【ポイント】
中枢神経を抑制する薬物は身体依存が強く、興奮させる薬物(覚醒剤・コカイン)は精神依存が中心です。
アルコールの離脱せん妄も、生命に関わる重い離脱症状として重要です。