正答1
解説
正解は1です。
膀胱と尿管の構造について問う問題です。
膀胱の部位の名称と、尿管の走行や壁構造を整理しておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ 膀胱括約筋は平滑筋です。
膀胱頸部にある内尿道括約筋は平滑筋で、自律神経に支配され、意識的には動かせません。
なお、随意的に締める外尿道括約筋は横紋筋です。
2:× 膀胱三角は膀胱尖ではなく、膀胱底にあります。
膀胱三角は、左右の尿管口と内尿道口を結ぶ三角形の領域です。
膀胱尖は膀胱の前上方のとがった部分です。
3:× 膀胱底は膀胱の前方ではなく、後下方に位置します。
4:× 尿管は総腸骨動脈の後方ではなく、前方を通ります。
尿管は骨盤に入るところで、総腸骨動脈の分岐部付近の前を交差します。
5:× 尿管壁は2層ではなく、粘膜、筋層、外膜の3層からなります。
筋層の蠕動運動で尿を膀胱へ送ります。
【ポイント】
内尿道括約筋は平滑筋で不随意、外尿道括約筋は横紋筋で随意(陰部神経支配)です。
膀胱三角は伸び縮みしない平滑な粘膜の領域である点もあわせて覚えます。