正答2
解説
正解は2です。
デルマトームは、脊髄の各髄節が支配する皮膚の感覚領域です。
体表の目印となる部位と支配髄節の対応を覚えておくと、脊髄損傷の高位診断に役立ちます。
【選択肢別解説】
1:× 母指は第3頸髄節ではなく、第6頸髄節(C6)の支配です。
中指はC7、小指はC8が目安です。
2:○ 乳頭は第4胸髄節(T4)の高さに対応します。
乳頭の高さはT4のデルマトームの代表的な目印です。
3:× 臍は第8胸髄節ではなく、第10胸髄節(T10)の支配です。
4:× 膝は第1腰髄節ではなく、第3〜4腰髄節(L3〜L4)の支配です。
L1は鼠径部の付近を支配します。
5:× 肛門は第1仙髄節ではなく、第3〜5仙髄節(S3〜S5)の支配です。
S1は足の外側縁や足底の外側を支配します。
【ポイント】
主な目印は、母指C6、中指C7、小指C8、乳頭T4、剣状突起T6、臍T10、鼠径部L1、膝L3〜L4、足の外側S1です。
肛門周囲のS4〜S5の感覚の有無は、脊髄損傷の完全・不全の判定に使われます。