正答4
解説
正解は4です。
図は縦軸が1秒率、横軸が%肺活量で、1秒率70%と%肺活量80%の線で4区画に分けた換気障害の分類図です。
左上がA、右上がB、左下がC、右下がDです。
閉塞性は1秒率70%未満、拘束性は%肺活量80%未満で判定します。
【選択肢別解説】
1:× Aは閉塞性ではなく拘束性の区画です。
Aは1秒率70%以上で%肺活量だけが80%未満の領域です。
2:× Bは閉塞性の区画ではありません。
Bは1秒率も%肺活量も基準を満たす正常の領域です。
3:× Cは閉塞性単独ではなく混合性の区画です。
Cは1秒率と%肺活量の両方が低下しています。
またBは拘束性ではなく正常です。
4:○ 閉塞性はD、拘束性はAです。
Dは1秒率70%未満で%肺活量80%以上なので、気道の閉塞だけがある閉塞性換気障害です。
Aは%肺活量80%未満で1秒率は保たれるので、肺が広がりにくい拘束性換気障害です。
5:× 拘束性はBではなくAです。
Bは基準内の正常領域です。
【ポイント】
1秒率の低下は閉塞性、%肺活量の低下は拘束性、両方の低下は混合性と覚えます。
閉塞性の代表はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息、拘束性の代表は間質性肺炎や神経筋疾患です。