正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
ICD-10(国際疾病分類 第10版)は、疾病や死因を分類する国際的な統計分類です。
障害を分類するICIDHやICFとの違いを区別できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:○ ICDは世界保健機関(WHO)が作成し、改訂を重ねている分類です。
ICD-10は1990年に採択されました。
2:× 障害の階層性(機能障害・能力障害・社会的不利)を表すのは、1980年にWHOが示したICIDH(国際障害分類)です。
ICDは疾病の分類です。
3:× 生活モデルに基づき、生活機能と環境因子の相互作用で障害をとらえるのはICF(国際生活機能分類)です。
4:× ICD-10は感染症、新生物、循環器疾患など全疾病を対象とする分類です。
精神障害はその中の第5章(F)にあたり、精神障害に特化した分類ではありません。
5:○ 日本の人口動態統計の死因統計や疾病統計は、ICD-10に準拠した分類で集計されています。
【ポイント】
「ICD=疾病」「ICIDH=障害の階層モデル」「ICF=生活機能と環境の相互作用モデル」と区別します。
なお、WHOは2019年にICD-11を採択しています。