正答4
解説
正解は4です。
特発性大腿骨頭壊死症は、大腿骨頭への血流が途絶えて骨が壊死する疾患です。
はっきりした外傷がなく、ステロイド薬の使用とアルコールの多飲が主な危険因子です。
【選択肢別解説】
1:× 小児ではなく、30〜50歳代の成人に多い疾患です。
小児の大腿骨頭壊死は、Perthes病として区別されます。
2:× 壊死部がつぶれて痛みや変形が進むと、骨切り術や人工関節置換術などの手術が行われます。
手術の適応となる例は多いです。
3:× 両側に病変がみられることは多く、約半数とされます。
稀ではありません。
4:○ ステロイド薬の全身投与を受けた人に多く発生します。
アルコールの多飲とともに、代表的な危険因子です。
5:× 骨頭の変形や痛みにより、股関節の可動域は制限されます。
特に内旋の制限が目立ちます。
【ポイント】
特発性大腿骨頭壊死症は「ステロイド・アルコール・壮年期・両側例が多い」と覚えます。
指定難病であり、骨頭の圧潰の程度に応じて治療方針が決まります。