正答4
解説
正解は4です。
上腕骨外側上顆炎は、テニス肘とも呼ばれ、手関節や手指の伸筋が付着する上腕骨外側上顆に痛みが起こる疾患です。
特に短橈側手根伸筋の起始部の炎症や変性が原因とされます。
【選択肢別解説】
1:× 性別による大きな差は少なく、男性に多い疾患とはいえません。
テニスなどのスポーツや手をよく使う仕事が誘因になります。
2:× 好発年齢は中年(30〜50歳代)です。
高齢者に多い疾患ではありません。
3:× 物をつかむ、持ち上げるなどの動作時の痛みが主ですが、安静時の痛みを伴うこともあります。
自発痛がないとはいえません。
4:○ 上腕骨外側上顆に付着する手関節伸筋腱(特に短橈側手根伸筋腱)の付着部の炎症です。
手関節の背屈に抵抗を加えると痛みが誘発されます。
5:× 前腕回内位で物を持ち上げると、手関節伸筋に強い負担がかかり、痛みが悪化します。
前腕を回外位(手のひらを上)にして持ち上げるよう指導します。
【ポイント】
誘発テストには、Thomsenテスト(手関節背屈への抵抗)、中指伸展テスト、Chairテストがあります。
物を持つときは手のひらを上にし、伸筋への負担を減らすよう指導します。