正答3
解説
正解は3です。
アルコールの離脱直後は、長期の飲酒と離脱症状によって、栄養状態や体力が大きく低下しています。
この時期の作業療法では、まず身体の回復と生活リズムの立て直しを優先します。
心理面への働きかけは、身体が回復してから段階的に進めます。
【選択肢別解説】
1:× 内省(自分の飲酒を振り返ること)は、体力が回復し、心身が安定してから取り組む課題です。
離脱直後に最も優先するものではありません。
2:× 仲間づくりは、断酒を続けるうえで重要ですが、離脱直後より後の段階の課題です。
3:○ 離脱直後は体力が低下しているため、軽い運動などで体力づくりを行うことが最も優先されます。
生活リズムを整えることにもつながります。
4:× 治療への動機付けは重要ですが、心身が安定してから本格的に取り組みます。
離脱直後に最も優先するものではありません。
5:× 生活設計の立て直しは、退院を見据えた後期の課題です。
【ポイント】
アルコール依存症の作業療法は「離脱期は体力づくり」「その後に動機付け・内省・仲間づくり」「退院前に生活設計」という順で進みます。
時期に合った目標設定が大切です。