正答5
解説
正解は5です。
作業種目は、疾患の症状や進行、身体への負担を考えて選びます。
関節の保護、エネルギーの節約、安全性、残存機能の活用などの観点で適否を判断します。
【選択肢別解説】
1:× Parkinson病では動作の緩慢さや振戦により、かぎ針編みのような細かい巧緻動作は難しいです。
リズムに合わせた大きな動きの活動のほうが適しています。
2:× 関節リウマチでは、小さなタイルをつまむ動作が指の関節に負担をかけ、変形を進めるおそれがあります。
関節保護の観点から適しません。
3:× 脊髄小脳変性症では運動失調があり、刃物を使い力を加える彫刻は危険です。
安全で失調の影響を受けにくい活動を選びます。
4:× 慢性閉塞性肺疾患では、木工の上肢を使う重い動作が息切れを強めます。
木くずの粉じんも気道を刺激するため適しません。
5:○ 筋萎縮性側索硬化症では筋力低下が進行するため、少ない力で行えるパソコン操作が適しています。
スイッチや視線入力に切り替えれば、進行後もコミュニケーション手段として使い続けられます。
【ポイント】
作業種目の選択では、疾患の特徴(関節保護、運動失調、呼吸機能、進行性)と安全性を考えます。
ALSでは早期からパソコンなどの意思伝達手段を導入することが大切です。