正答2
解説
正解は2です。
双極性障害は、躁状態(または軽躁状態)とうつ状態を繰り返す気分障害です。
うつ状態だけを繰り返す単極性うつ病と比べると、頻度・発症年齢・遺伝の関与などに違いがあります。
【選択肢別解説】
1:× 単極性うつ病は女性に多いのに対し、双極性障害の有病率には明らかな男女差はありません。
2:○ 双極性障害では、うつ状態に焦燥や衝動性が加わる混合状態などで自殺の危険が高まります。
自殺率は単極性うつ病より高いとされています。
3:× 双極性障害の有病率は1%前後で、単極性うつ病より低くなります。
4:× 双極性障害の発症年齢は20歳前後が多く、単極性うつ病より若い傾向があります。
5:× 双極性障害は、単極性うつ病より遺伝素因の関与が大きいとされています。
【ポイント】
双極性障害は単極性うつ病と比べて、男女差がない、有病率が低い、発症が若い、遺伝の関与が大きい、と対比して覚えます。
治療には炭酸リチウムなどの気分安定薬が用いられ、抗うつ薬だけで治療すると躁状態に転じる危険があります。