正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
加齢に伴い、筋量と筋力が低下します(サルコペニア)。
その背景には、脊髄の運動ニューロンの減少による運動単位数の減少と、筋線維、特にタイプⅡ線維の萎縮があります。
【選択肢別解説】
1:× 加齢により筋線維の数が減り、残った筋線維も細くなるため、筋断面積は減少します。
正しい記述です。
2:○ 加齢により脊髄の運動ニューロンが脱落するため、運動単位数は増加ではなく減少します。
したがって、この記述は誤りです。
3:× 高齢者でも、適切な負荷の筋力トレーニングを行えば、筋力増強の効果が得られます。
正しい記述です。
4:× 加齢による萎縮は、瞬発的な力を出すタイプⅡ線維(速筋線維)で強くみられます。
正しい記述です。
5:× 持久力に関わるタイプⅠ線維は比較的保たれるため、持久力は筋力に比べて維持されやすい傾向があります。
正しい記述です。
【ポイント】
高齢者の筋は、運動単位数の減少、タイプⅡ線維の選択的な萎縮、筋断面積の減少が特徴です。
筋力トレーニングの効果は高齢者でも得られるため、介護予防で積極的に取り入れられています。